児倉徳和准教授が金田一京助博士記念賞を受賞

2018.11.02

児倉徳和准教授(アジア?アフリカ言語文化研究所)の著書『シベ語のモダリティの研究』(勉誠出版、2018)が、第46回金田一京助博士記念賞を受賞しました。

この賞は、言語ならびに関連文化の科学的な研究?業績を顕彰することを目的として、金田一京助博士記念会が主催して、1973(昭和48)年から年1度記念賞を授与しているものです。

記念賞贈呈式は2018年12月16日(日)に行われる予定です。



『シベ語のモダリティの研究』

児倉徳和 著
中国?新疆ウイグル自治区で話されるシベ語は、いまなお話され続ける満洲語の一変種として知られる。シベの人々の頭の中で、情報や知識はどのように処理されているのか? シベ語は彼らの思考とどのように関わっているのか?
フィールドワークで出会った日常のやりとりを手掛かりに、日本人研究者がシベの人々の思考とシベ語の文法システムを探る、モダリティ研究への挑戦。
ことばのダイナミクスを存分に味わうことのできる一冊。
ISBN:978-4-585-28039-2 / 2018年3月 / 判型?製本 / A5判?上製 480頁

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