ブラジル独立200周年記念事業、オスカール?ナカザト氏講演会を開催

2022.07.06

2022年6月30日(木)、本学アゴラ?グローバル プロメテウス?ホールにおいて、ブラジル独立200周年記念事業として、日系3世のブラジル人作家であるオスカール?ナカザト氏をお招きし、「オスカール?ナカザト氏講演会 ーブラジルにおける日系人のハイブリッド?アイデンティティー」を開催しました。

今年2022年は、ブラジル独立200周年にあたります。記念事業の一環として、水声社とのパートナーシップのもと、ブラジル大使館がブラジル文学の出版事業を進めており、本学の武田千香教授がこの企画をコーディネートしています。今年1年で5冊が出版される予定です。そのうちの1冊が、オスカール?ナカザト著の小説『ニホンジン』(武田千香訳)です。邦訳出版を記念して、著者であるナカザト氏が6月末にブラジル外務省の助成で来日することになり、今回の講演会が実現しました。

講演会は、日本語への通訳付きでポルトガル語で行われました。会場には、本学でラテンアメリカ地域やポルトガル語を学ぶ学生のほか、学生?教職員や学外から多くの来場がありました。

講演会に先立ち、オスカール?ナカザト氏、駐日ブラジル大使館のタチアーナ?テイシェイラ文化担当書記官、同大使館文化部の磯村裕子氏、翻訳?通訳官の山崎理仁氏が、林佳世子学長を表敬訪問しました。懇談には、『ニホンジン』の邦訳出版の翻訳を担当した武田千香教授/副学長と、本学でポルトガル語を教える外国語教員のペレイラ?ゴンサウヴィス?アリーニ特任講師も同席しました。

ナカザト氏の講演
武田教授による『ニホンジン』邦訳本の紹介
テイシェイラ文化担当書記官の挨拶
学内外から多くの方が参加
左:ナカザト氏、右:林学長
左から、磯村氏、テイシェイラ文化担当書記官、アリーニ特任講師、ナカザト氏、林学長、武田教授、山崎氏
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